鎧兜買取販売　甲冑「本陣」

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　No.158　鉄黒漆塗碁石頭札二枚胴具足　Tetsu goishigashirazane 2maido gusoku

鉄黒漆塗碁石頭札二枚胴具足
江戸時代中期

Tetsu kurourushinuri goishigashirazane 2maido gusoku
[mid Edo period]

兜は錆色塗兎形兜。鉄椎の実形兜鉢を土台に張掛ける。大きな打ち眉を漆で盛り上げ、馬の尾の毛を植えた後立を差す。吹返しは黒漆塗無紋、鉄黒漆塗切付小札五段日根野しころを浅葱糸毛引威とする。面具は鉄錆色塗猿頬。垂れは鉄黒漆塗切付小札四段。胴は鉄黒漆塗碁石頭札胸腰取二枚胴。袖は鉄黒漆塗切付小札七段当世袖。鉄黒漆塗篠籠手、鉄黒漆塗小篠佩楯は家地一作。手甲には雨龍の銀金具を打つ。鉄黒漆塗篠脛当は家地を用いない。無紋の櫃付。
　上方外側に張り出した兎耳形の張掛け部分は非常に大きく迫力がある。傷みやすい張掛けがこれほど状態良く残されているのは稀で貴重。兎の形を抽象的に表現した造形は見事である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　4,500,000円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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